2023高校サッカー選手権開幕! 注目校①新潟西

サッカー 2023/09/13
  • Facebook
  • Twitter
text : inoue kazuo
井上 和男

自慢の守備力で頂点を
 
 
力強いセンターバックを中心にした、県内有数の強固な守備力。
課題の攻撃力を鍛え上げ、全国への道を切り開く。
 
 

 
 
 1985年を皮切りに2011年まで4度の全国選手権出場を誇る。新潟工業と並ぶ公立校の古豪だ。
今年の県総体では準々決勝で日本文理を相手に先制。後半追いつかれてPK戦の末に19‒20で敗れたが、記憶に残る戦いを繰り広げた。
「使われるタイプだった選手が多く、迫力、怖さが足りない」(藤田敬三監督)と言われた今年のチームは、
昨年暮れから今春にかけて関東を中心に県外へ7回遠征し、全国大会常連校とも連戦して成長の跡を見せる。
 
 スタメンは3年生が占める。特長は洗練された強固なディフェンスだ。
空中戦と1対1に強い森柊太と今井啓太郎の2センターバックが立ちはだかる。その2人の前ではボランチの齋藤拓哉と清水太樹が攻撃の芽を摘み取る。
日本文理戦はセンターバックのコンビをけがで欠きながら最少失点に抑え込み、大きな自信をつけた。
 
 攻撃は推進力のある右サイドが軸。MF青田颯太、DF笠原浩耀がスピード豊かに上下動を繰り返す。
左サイドのチャンスメーカーMF北爪祐希人とともにサイドからのクロス、またセットプレーからチャンスを作り出しているが、決定力が課題となっている。
「フィニッシュを強化しないと勝てない。決めきれることができれば優勝が見えてくる」(清水)
 
『Partido a Partido』が新潟西のフィロソフィー。スペイン語で意味は『1試合1試合』。
「1試合1試合を大切にして、1つでも上に行く。最終的に優勝して全国で戦いたい」(今井)
春に続き夏も県内外で試合を重ね、たくましさはさらに増している。
選手権県大会は帝京長岡のブロックに入り、順調に勝ち進めば準々決勝で当たる。経験に裏打ちされた自信が大きく膨らんでいる。
 
※この記事をはじめとした高校サッカー選手権新潟県大会の特集は、9月19日(火)発売。
帝京長岡や日本文理、新潟明訓など10チーム、33選手を紹介しています。
終了した1、2回戦も試合詳報しています。
新潟日報販売店、書店、コンビニエンスストア、ホイスポショップにて発売。

同カテゴリーピックアップ

このページのトップへ