「プレースタイルを守っていくのはサポーターの皆さん」アルベルト監督退任会見

アルビレックス 2021/11/26
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text : inoue kazuo
井上 和男

アルビレックス新潟のアルベルト監督が11月24日、退任会見を行った。1時間以上に及んだ会見は、サッカーやクラブ、そしてサポーターに対する情熱が溢れ出るものだった。いくつかの印象的なコメントを、表情豊かな監督の写真と共にお届けする。
 
 

 
 

「昨シーズンの終盤、ビッグスワンのスタンドに、私の母国であるカタルーニャ語で『あなたは私たちの家族の一員です』という横断幕が掲げられていたのを昨日のように思い起こします。常に私に対してサポートも気持ちを、横断幕や拍手、様々な形で私へのサポートの気持ちを伝えてくださり心から感謝しています」

 
 

 
 
「プロのサッカーというのはもちろんパッションでもありますし、喜び、楽しみでもあります。それを選手たちは全力でプレーし続けてくれました」
 

「どのような勝利を目指すのか、それがとても重要だと思います。守備を固めて勝利を目指すチームもあるでしょう。けれども私は、より勇気を持って、より攻撃的に勝利を目指す。そのようなプレースタイルがこのクラブに定着することを望みます」
 
 
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「プレースタイルを決める、そして守っていくのはクラブではなくサポーターの皆さんだと信じています」
 
 
「現在、多くのJ1クラブの経営は日に日に成長しています。そのようなクラブと戦い、J1に居続けるためには、このクラブに明確なプレースタイルが根付くことがより重要です。多くの方々の心を揺り動かすプレースタイルがこのクラブ定着すれば、より多くのスポンサーを獲得できることにつながるでしょうし、より多くのサポーターを獲得することにもつながると思います」
 
 

 
 
「クラブがスタイルを失うことは、クラブのアイデンティティー(独自性、主体性)を失うことにつながります」
 
 

Adeu.

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