100回目を迎える今年の全国高校サッカー選手権大会。新潟県は、新型コロナウイルス感染症予防対策により部活動が停止したため、9月4日の開幕が延期された。新たな開幕日は改めて発表される。現時点で11月7日(ビッグスワンスタジアム12:15~)の決勝に変更はない。
県総体の覇者・開志学園JSCと準優勝の日本文理、ベスト4の帝京長岡と新潟明訓がシードされ、トーナメントの4つのヤマに散らばった。
この4チームが有力なV候補だが、中でも全国大会に3大会連続出場中の帝京長岡の力が抜きん出ている。昨年、一昨年はベスト4(3位)。同校の古沢徹監督は「一昨年よりハードワーク、昨年より技術があるチーム」と評し、今年の選手たちは「日本一」に対する意識、そしてスキルが相当に高い。
開志学園JSCも、インターハイを経験したことで選手に「全国でも戦える」意識が高まった。日本文理も個々の選手では帝京長岡に引けを取らず、4年ぶりの出場権を狙っている。新潟明訓は春先の不振から脱出しチーム戦術が浸透してきた。
今大会は新型コロナウイルス感染症予防対策のため、準々決勝までは無観客で開催(会場とキックオフ時間は一般に非公表)。その後の観戦については改めて新潟県サッカー協会から発表される予定。