日本スポーツマンシップ大賞ヤングジェネレーション賞に大滝和真さん

高校野球 野球 2020/01/28
第101回全国高等学校野球選手権新潟県大会開会式で選手宣誓をする大滝和真主将(2019年7月6日、ハードオフエコスタジアム新潟)
第101回全国高等学校野球選手権新潟大会開会式で選手宣誓をする大滝和真さん(2019年7月6日、ハードオフエコスタジアム新潟)
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text : matsushima satoshi
松島 聰

一般社団法人日本スポーツマンシップ協会は1月24日、日本スポーツマンシップ大賞ヤングジェネレーション賞に、新潟向陽高校野球部前主将の大滝和真さんを選出した。この賞はスポーツマンシップの普及啓発を目的として、今年、新設された。

 

選考の理由として、日本スポーツマンシップ協会は、―「尊重」「勇気」「覚悟」を兼ね備えたスポーツマンとしての心構えを主将研修会で学び、スポーツマンシップに関する話を細かく理解した上で、自分自身の腹落ちした言葉としてスポーツマンシップを盛り込んだ選手宣誓は、メディアでも大きな話題となった。大会中もスポーツマンシップの精神を発揮すべく、チームの主将として全力で努めた。この気づきや野球というスポーツを通して身につけたスポーツマンシップをこれからも生かしながら、今後さらに大きく飛躍していくことを期待したい(同協会WEBサイトより)―としている。

 

なお、日本スポーツ大賞はラグビーワールドカップ2019日本代表チームが受賞した。

 

<大滝和真主将の宣誓文>

 

宣誓。私たち高校球児は、野球を愛しています。

今、この舞台に立つことができているのは、今まで支えて下さった家族、仲間がいたからです。

高校では野球を楽しむことを学び、新しいことに挑戦することを学び、失敗経験を生かすことを学び、そして、戦う以前に、日頃の大切さを学びました。私たちは、スポーツマンシップに則り、フェアプレーに徹し、試合後は良き勝者、良き敗者を目指します。相手、仲間を尊重し、どんな困難にも立ち向かう勇気を持ち、私たちの野球を愛して下さった全ての方々に感謝し、最後の一球まであきらめず、プレーで恩返しすることを誓います。新時代・令和は私たち高校球児が作っていきます。

 

   令和元年7月6日 選手代表 新潟県立新潟向陽高等学校 野球部 主将 大滝和真

 

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